セレネーヌ仮面 第24話

セレネーヌ仮面 第24話
 この物語は主人公たちの周囲で次々と起こる不思議な出来事に巻き込まれてしまうお話です。  なお、この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名所などは架空であり、実際のものとは関係ありません。そのことをご理解の上、お楽しみください。  そしてその日の夕方、バロンと千鶴が圭太のいる病室へ行くと晶がいた。  「圭太、何も思い出さなくてもいい!君にとって辛く苦しい現実なのだから〜それに君の言っていた者は会うことができないんだから〜」  『どうして?』  「…それは言えない。それから君が大事にしているこのガラス玉などは僕が預かる!君は声を出すことだけを考えるんだ!僕たちと同じ職場でいたいなら〜」  と言って晶はガラス玉などを持って行こうとしたとき圭太は取り戻そうと必死になっていた。晶はそれでも強引なやり方でも奪おうとしたときガラス玉は落ちてしまった。するとガラス玉が割れてしまうといろんな服や帽子、財布やカバン、食器などが現れた。量にしてみれば大きい収納ケース2つ分ぐらいだった。そして晶と圭太はバロンと千鶴がいることに気づいた。  「バロンさん、千鶴さん〜いつからそこにいたんですか?」  「お前が圭太から強引に何かを奪おうとしてる少し前からだ。それにしてもこれってケイが使っていた物じゃねぇかよ。」
Lucifer
Lucifer
子供の頃の夢は小説家や脚本家になりたかったけどなれなかった普通のおばさんです。1981年2月17日生まれのA型です。 それでLuckyFM茨城放送リスナーと茨城ロボッツブースターをしているめっちゃくちゃ気まぐれで多趣味な性格です。