霊能探偵 ー続ー ファイル47「三目八面と最後の戦い・上」

霊能探偵 ー続ー ファイル47「三目八面と最後の戦い・上」
 それは唐突にやって来た。    大きな地震が起こった。  僕達がテレビを付けると、そこには巨大な怪異が映っていた。八つの大きな頭を持ち、そのうちの三つの頭に一つずつ赤い瞳が付いていた。頭の側面から手が生えており、ゆっくりと日本列島を横断している。間違いない。三目八面(さんめやづら)だ。とても巨大な怪異だ。土蜘蛛や牛鬼とは比べものにもならない。テレビの映像はヘリコプターが地上から三目八面を映しているものだった。奴の足元には家屋が小さく立ち並び、その巨体を思い知らされる。報道番組の見出しには「三目八面が出現。東北地方を横断している模様」と書かれていた。 「悠斗さん……」  隣でテレビを見ていたサユキが僕に声をかける。 「うん。行こう。僕達で三目八面を止めるんだ」 「分かりました」  その時、スマートフォンが鳴った。  見ると、赤城刑事からの着信であった。 「悠斗。テレビ、見てるか?」
白崎ライカ
白崎ライカ
アニメ、ファンタジー、剣戟アクションが好きです。 自分の好きな時に書いてるので、 不定期投稿です。 温かい目で見て下さると作者は喜びます! 使用しているイラストは画像生成AIで作成したものです! カクヨムでも連載を始めました! よろしくお願いします〜