雨
 雨の日は君はつまらなそうに微睡む。  雨の日は君は偏頭痛がすると不機嫌そうだ。  雨の日も君はいつもスマホを弄ってる。  雨の日でも君はいつも画面の中を覗き込んでる。  ふと君が顔を上げる。不思議そうな目でこちらを見ている。 「どうしたの?」なんて聞いて「お腹空いたの?」なんてロマンチックの欠片も無い。
樫野
樫野
なろうで小説投稿してることが多いです こちらでは短いお話を投稿させていただくと思います Twitter: @Neokinako_kashi