【再掲】百合水仙の君へ 3

【再掲】百合水仙の君へ 3
私は、一目見ればある程度の感情を読み解くことができる。 それは君も例外じゃなく、 昨日街角で見かけた君はどこか苦しそうな顔をしていて、 確実に何かに対して悩みを抱えていた。 「百合さん」 声を掛けてあげたかった。 辛い思いをしている人を放っておくのは光の私が許さない。
桐生印
桐生印