優しい両親

優しい両親
「あのね、私のお父さん34歳なの」 「みほちゃんのお父さん若ーい!!」 「若すぎて変な女の人がつかないか心配でたまらなんだよね」 満足そうに笑いながら言うみほちゃんに、私は愛想笑いをしながら答えた。 最近のみほちゃんは、親の年齢がどうこう言っている。 そんなのどうでもいいじゃないか、そう言いたいけれど、みほちゃんは、いわゆるクラスの1軍。余計なことを言えば、いついじめられるか分からない。 でも、みほちゃんの言葉が毎日耳に聞こえてくれば、やはり影響を受けるだろう。 いつしか私も親の年齢を気にするようになっていた。私のお父さん、みんなより歳を取っているとか、浮いてないかとか、自分の感情を親にぶつけるようになっていた。
よる
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