タイトルと書き出しだけの小説: 第37回「好きだという気持ちだけで、僕らは生きていく」

タイトルと書き出しだけの小説: 第37回「好きだという気持ちだけで、僕らは生きていく」
「初恋の相手は、たいてい、初失恋の相手なんだよ」 と、誰かが言っていた。 17歳の僕の初恋だってそうだった。 その言葉の棘は僕の心に深く刺さり、今も抜けていない気がする。それは、初恋が成就しなかった悲しさじゃなくて。 「好きと言う気持ちだけじゃどうにもならない」
マーティ・マクフライ
マーティ・マクフライ
僕は、小説のタイトルと書き出ししか書けない