絶望

朝、目を覚ますと、髪が網のように絡まり合っている。 指を通そうとすればするほど、 ほどけるどころか結び目は固くなる。 外に出れば、風を切って自転車を漕ぐたびに、 小さな虫たちが顔に突撃してくる。 あれは偶然ではないのかもしれない。 世界が、わざわざ私を選んで、 小さな不快を投げつけている気がする。
小野。
小野。
08🫡頑張ります💪