第4話
迷子になって1時間経過した。未だに森から出られずにいるが、不定期に出てくる犬やツノの生えたウサギを殺しながら進み続ける。
「そういやグレイの種族と職業って結局なんなの?ただのオオカミってわけじゃないでしょ?」
「あーーー、それはだなぁ....うーん.....まぁ、見せてもいいか。これから一緒に行動するんだしな。」
グレイの空腹度回復のために必要なドロップ品の肉を集めながら聞いてみる。僕のステータスはもう見せてあったので、グレイのステータスが気になったのだ。
ちなみにレベルはもう6になっている。伊達に1時間借りを続けていたわけじゃないのだよ。
0
閲覧数: 8
文字数: 2663
カテゴリー: SF
投稿日時: 2022/11/25 10:46
テト
小説を書いている怠惰な人間です