02 避難場所へノ巻
02 狼少年バースト 避難場所へノ巻
僕が店主に礼を言おうとすると店主はフッと駆け、視界から消え、僕がひと瞬きする間に滑り込むように建物間の狭い路地に入り、「早く!、こっち」と僕に手招きをする。
狭い路地を進むと、突き当たった場所にゴミバケツがあり、その下にマンホールの蓋が見えていた。
店主はゴミバケツを退かし、そのバケツの蓋をマンホールにかぶし、慣れた手つきでそれは金庫のダイヤルの様に少し左右に回すとマンホールは浮かび上がり横にズレる。
店主は中へと降りて行く、僕も続けて中へ降りる。
降りた地下水路はさっきの騒ぎとは、世界が入れ替わった様に静かだった。
そして絶妙な距離で天井に四角いオレンジ色の照明もあり何か暖かいノスタルジーな感じを受け、少し僕は安心し、店主に礼を言う。
「ありがとうございました、僕は、仙身 一馬と言います」
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カテゴリー: SF
投稿日時: 2026/3/27 2:07
仙 岳美
放置気味
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