第1話 実力と過去

第1話 実力と過去
第3次世界大戦中の日本は、他国の襲撃を受けていないため建物の崩壊や田畑などの損害もなく世界大戦以前の生活状態を維持していた。さらに、日本は本来防衛費の回すはずの予算を新たな食糧の開発や田畑・養豚、養鶏場などの支援に回したため他の国のような食糧不足に陥っていなかった。 政府が戦時中にこのような大胆な政策がとることができたのも、偏に日本を守る1人の番人の存在が大きかった。 東京は防衛省のすぐそばに佇む高さ800mの物見塔。そのてっぺんに居座るのが日本を守る最強の番人。その場所に1人の女性が訪れた。  女性:  「蒼(そう)くん。ご飯持ってきたよ。」  少年:  「八坂(やさか)さん。ありがとうございます。」
ゆうさん
ゆうさん
同じ作品があると思いますが同一人物です。パソコンとスマホで連携できなかったので新しくこちらから連載いたします。 なにか意見や感想などがありましたらどんどんコメントしてください。