プール後の国語
「今から一年程前、自分が旅に出て汝水のほとりに泊った夜のこと、一睡してから、ふと 眼 め を覚ますと…」
山月記を読む級友の声が教室に響く。
プール後、髪から水が滴る中、俺は窓際の席で校庭を眺めていた。
窓が半分くらい空いていて、島の端っこにあるこの学校には、海風が入り込んできて、濡れた髪を乾かしていった。
太陽が顔を出し、雲がゆっくり動いている。
最近鳴き始めた蝉の声と、山月記を読む声が、頭に響く。
いつもなら五月蝿い教室も、皆眠いようで、静かだった。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2023/6/19 9:22
緑葉
こんちゃ。
小説下手くそな梅雨ちゃんポタクです。
ストーリーの方が更新頻度高そう。
常にていふです。おなしゃす。
あ、ふぉろ返すぞい