プール後の国語

プール後の国語
「今から一年程前、自分が旅に出て汝水のほとりに泊った夜のこと、一睡してから、ふと 眼 め を覚ますと…」 山月記を読む級友の声が教室に響く。 プール後、髪から水が滴る中、俺は窓際の席で校庭を眺めていた。 窓が半分くらい空いていて、島の端っこにあるこの学校には、海風が入り込んできて、濡れた髪を乾かしていった。 太陽が顔を出し、雲がゆっくり動いている。 最近鳴き始めた蝉の声と、山月記を読む声が、頭に響く。 いつもなら五月蝿い教室も、皆眠いようで、静かだった。
緑葉
緑葉
こんちゃ。 小説下手くそな梅雨ちゃんポタクです。 ストーリーの方が更新頻度高そう。 常にていふです。おなしゃす。 あ、ふぉろ返すぞい