140文字小説+α その116 「彼女の手料理」

 今日は、はじめて彼女の手料理を食べる。  作ってくれるは、オムライスらしい。 「お待たせー、できたよ!」 「お、ありが……!?」  思わず絶句する。 「……これは?」 「? オムライスだよ」  そうじゃない。明らかに量が5人前あることについて聞いているんだ。  なぜこんなに大量に作ってくれたのか。
きと
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。 あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。 カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。