bye

「さよなら」が言えないまま、僕はまだ、 君の面影を探している。 別れてからどれくらい経っただろう。 あの日から、午前3時になると決まって目が覚める。無意識に君の名前を口ずさむ自分がいる。習慣のようにスマホを手に取り、最後のLINEを開く。「いつかまたね」──あの一言の“既読”がつくことは、もうない。 部屋の壁には、まだあの日の写真が飾られたままだ。ふたりしてふざけ合った顔。あのとき、確かに僕らは幸せだった。それなのに、手にしたはずの温もりは、指の隙間からすり抜けるように
タキシード猫
タキシード猫
👿