【欟乃華】虜(下)
アンティークショップの扉を勢い良く開ける。入店音のベルがちりんちりんと鳴った。
「茅さん! 茅さん茅さん茅さん!!」
「なにー?」
私はカウンターの椅子に座る茅さんに詰め寄った。カウンターの上を両手でばんっと叩く。
「蜻蛉さんにお願いしたらバッサリ駄目だって言われて、酷くないですか!? 何で!?」
「何のお願いしたの?」
「かくがくしかじか! 以下省略!」
「そりゃ、嫌だって言うわよ」
溜め息を吐く茅さんはやれやれと言わんばかりで私は話が見えなくてさっぱりだ。
「へ?! な、なんで!?」
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2026/9/23 7:34
梟文庫
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