ダリヤス 闇より生まれし光

ダリヤス 闇より生まれし光
第七章 風の中に残る声、命の果てに見る真(まこと)(前半) 育ての父の死、その真実を求めて、ダリヤスは自ら村とその周辺を歩き、地道な聞き込みを重ねていた。 証拠もなく、手がかりもわずか。だが、彼の胸には確かに「何かが違う」という直感があった。 そして心の奥には、ひとつの誓いが静かに灯っていた。 (たとえ、この命に代えても……母を守る。そして父の死の真実を、この目で確かめる)
空 導士(そら みちる)
空 導士(そら みちる)
キラリと光、希望と見えない闇、僕らは常に生きる為の道を自ら選び進んで行く。 間違えた道は闇、正しい道は希望の光。