ダリヤス 闇より生まれし光
第七章 風の中に残る声、命の果てに見る真(まこと)(前半)
育ての父の死、その真実を求めて、ダリヤスは自ら村とその周辺を歩き、地道な聞き込みを重ねていた。
証拠もなく、手がかりもわずか。だが、彼の胸には確かに「何かが違う」という直感があった。
そして心の奥には、ひとつの誓いが静かに灯っていた。
(たとえ、この命に代えても……母を守る。そして父の死の真実を、この目で確かめる)
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カテゴリー: SF
投稿日時: 2025/6/14 17:20
最終編集日時: 2025/7/12 13:56
空 導士(そら みちる)
キラリと光、希望と見えない闇、僕らは常に生きる為の道を自ら選び進んで行く。
間違えた道は闇、正しい道は希望の光。