第2章…【いちご味の恋】
私は今、翔和くんの部屋の前にいます。
どうしてここにいるのかと言うと、先程まで翔和くんと一緒に歩いていたのですが……途中で別れることになったからです。
『悪い、これからバイトだから』
バイトに行くと言って別れたのがつい5分前の出来事。ふぅ……」
大きく深呼吸をして、心を落ち着かせてから扉をノックしようと手を伸ばし……
「凛ちゃん?」
「ひゃぁ!?」
後ろを振り向くと、そこには琴音さんがいました。
「ごめんね。驚かせるつもりはなかったの」
い、いえ。こちらこそ変な声を出してしまってごめんなさい……」
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/10/17 9:28
ひぐらし
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