黄昏よりの使者
そうは言いつつも、武器を持った相手数十人にはこの銃では勝てない、と悟った自分は大人しく捕まってやることにした。“ようやくですね”微かに聞こえたその言葉に、一種の動揺をおぼえた。“何故だろうか”そう考えても、一向に分かる気配はない。そう思っていると、突然、眼前が漆黒に包まれた。“殴られた”一瞬で状況を理解した。が、失神という名の誘惑には勝てっこなかった。かなり経って目を覚ますと、目の前には死体の山が出来上がっていた。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2022/7/20 10:18
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
大海の柴犬