黎明
今日もまたいつものように空き地に来た
暑さも何も感じない私にとって薄暗い場所はお似合いだろう
何もかもを照らす太陽は嫌い
誰も私のことは見えないのに、太陽だけは見つめてくる
しばらくして足音が聞こえてきた
誰も来るはずのないこの時間に最近よく来る男の子
あぁ、今日も来たんだ
人間たちは学校とやらに行ってるはずなのに彼は度々ここへ来る
まぁ、どうせ私のことは見えてないからどうでもいい
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/6/22 1:08
宙