星河灯台夜行譚 第六章【失われた記憶】
第六章 失われた記憶
夜の列車が停まり、扉が静かに開いた。
案内板に刻まれた停留所の名前は【記憶の峡谷】。
透は胸の奥に冷たい風が吹き込んだような感覚を覚えた。
崖の縁に沿って伸びる駅のプラットフォームは不自然なほど狭く、その向こうには底の見えない闇の谷が広がっていた。谷底からは、誰かの囁き声が泡のように浮かんでは消えていく。
0
閲覧数: 11
文字数: 1496
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/12/11 9:27
さやかオンザライス
文学が好きです。浮かんだ物語をアウトプットしに来ました。荒削りですがよろしくお願いいたします👳🏻♂️