能力バトルロワイヤル 第二話
「やばいって…何が起きてんだよ…」
勉は頭を抱えたが、拓也はふと何かを思いつくと、タカッチに聞いた。
「タカッチ!今現在のプレイヤーのポイント状況を教えてくれ。」
すると、飛んでいたタカッチの足からタブレットが出てきて、タカッチがそれを掴む状態になった。タブレットには所持ポイントが多い順でプレイヤーがずらっと並んでいた。
「今現在、トップは長谷和正様、ポイントは25ポイントです。」
「もう、そんなに…でも、確信がついた。」
「どういうことだ?」
「このデスゲーム、多分全員が死ぬやつとか、一人が生き残るとかじゃない。クリア条件をクリアした人だけが生き残れる。そして、今トップの和正ってやつは、何回も生き残ってて、ここのルールを完全に理解している。じゃないと、この短時間でここまでポイントは取れない。しかも、他のプレイヤーのポイント状況を見ても、多分そういうやつはいっぱいいる。」
「つまり、ほとんどのプレイヤーはこのデスゲームに慣れてるってことか…。」
勉らが考えてると、急に凄いスピードで石が飛んできた。勉は間一髪で体を退けぞり避けた。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2022/8/6 11:34
最終編集日時: 2022/8/6 11:36
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
KK
小説さらに上達させたい!
短編かSS書いてます!