本当は大嫌いだ。
私は重いランドセルを体に無理矢理引き寄せ、抱っこしました。肩紐は昨日…ううん、ずっと前にボロボロになって使えなくなりました。
小学四年生の綾美はいわゆる“いじめ”を受けているらしいんです。
「お母さん、お父さん、行ってくるね!」
明るくそう言った。でも、聞こえなかったかも。お家は汚くてお父さんもお母さんも部屋にいるのか外にいるのか分かんない。
だけど私そんな事気にしません。なぜなら、こんな私にも『給食』という平日、毎日起こるいべんとがあるからなのです。
「今日こそ鈴ちゃんと仲良くするぞ、おー!」小さな声で何度かそう言いました。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/9/13 17:40
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
ニア
こんにちは。
声優、小説、アニメ大好き!!