一年に一度、君だけに。

一年に一度、君だけに。
7月7日、学校の屋上、目を閉じて風を感じる。 風でなびく艶やかな髪。 白い肌、細い足は心配になるレベル。 君と二人だけの空間が心地いい。 “僕の天使” いつも通り他愛のない話で盛り上がる。 無口な君が僕だけに向ける笑顔。 その度に
宇宙のひとかけら
高校2年 ゆずごめんね。世界で一番愛してる。