キミを推してたはずなのに、いつの間にか恋でした①

キミを推してたはずなのに、いつの間にか恋でした①
 プロローグ ❋ 推しが近すぎる件について 「ヤバい、毎回チェキ会楽しみだけど、いざ自分の番が近づいてくると、毎回緊張で内臓吐き出しそうになる」  ひな子はインカメにしたスマホを片手に、メイクとヘアセットの最終チェックをしていた。視界の端には、pH+(ピーエイチプラス)ファン仲間のメリーがクスクス笑いながら腕を組んで立っている。 「ひな、今日めっちゃ気合い入ってるじゃん。ロホの前で緊張しすぎて言葉詰まらないようにね?」
青天目 翠
青天目 翠
なばため すい