チューインガム

今君に会って話したいことが沢山あるよ。もう君の姿さえ僕の瞳の中で霞んでいってしまっている。今噛んでいるガムみたいにひっついて僕からいつまでもいつまでも離れないでいて欲しかった。昨日は雪が降ったよ。今年の夏は寒くなるかもしれないらしいね。冷夏っていうんだって。君のことを忘れたいな。でもこの世の何もかもが僕を君から離してはくれないらしい。漫画の読み切りを見たら地理の勉強をしていたら、ほかの教科の時だって君の名前を思い出さされるし。道端を歩いていたらきみとの記憶で僕の心が溢れかえってしまう。辛いなぁ
別府 中夜
高校生の小説を趣味で書いている人間です。 名前を変えました。