お婆ちゃん
僕には三人の彼女がいた。二人の妻とも、一人の愛人とも別の三人が。
一人は四十代独身のおばさんで、残りの二人は一個下の女の子だ。
木曜の午後、僕は職場を出ると一人の女の子とカフェでお茶した。
それは一人の愛人でも、二人の妻でも、三人の彼女でもない存在だった。その子が七番目の女なのか、はたまた零番目なのか、それは分からない。
恋愛感情はなかった。ほっそりしていて優しくて可愛い女だけど、幼馴染でもあるからそこには単なる友情しかなかった。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2024/7/31 4:40
素人作家
読みやすくて面白いお話を書きます!