【超短編小説】「ありがとう」
眠れない夜、車に乗って、あてもなくドライブをしていた。
コンビニに立ち寄りコーヒーを買って、それを車内で飲んでいる時、ふと死んだ母親のことを思い出した。
会いたい。
私はカーナビの行先検索に「おかあさん」と打ち込んだ。
カーナビが一呼吸置いて、
「ナビを開始します」
とつぶやいた。
コンビニを出て、ナビに従って車を走らせた。
やがて夜明け頃、車は海に着いた。
「ナビを終了します」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2024/11/5 14:57
六井 象
短いものを書いています