枕が足りねえ!

    枕が足りねえ!
 新人噺家、『 鳴門ゑ サクラ』二十八歳。   銀行を辞め、この落語家の世界に飛び込み、一年半。 ある演芸場に落語を聴きに行った時のこと、本題の噺に入る前の頭の部分を"まくら"と言う。 要するに、よく言う掴みのことである。  枕が絶好調だと、その後の定番の落語のお題が、生きてくる。 その場の客の心を一瞬に奪い、笑を誘う『一之輔』の絶妙な話し振りは、圧巻で、正に魔法でしか無い!
マイノリティハート
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視力回復の為、ご心配をお掛けしてます。早く皆様の作品を自由に読める様に治します。皆様もブルーライトにはお気をつけ下さいますよう🙇‍♀️