俺の最初の夏

俺の最初の夏
工事の人達がみんな帰った夕方。 俺は家に設置されている鉄骨を渡って屋根に登る。 そこにいれば、俺が1番強くなれた気がした。 空は澄んでるし、色んな人が俺を見上げては驚くし、クラスの男達が通ると手を振ってくれる。
影野
影野
kageya / 中学生(14) 色々な悩みに主張を添えて。