優越感

優越感
私には友達と言っていいのか分からないほど塩対応な友達がいた。私は友達だと一応思っているが、あちらがどうなのかは知ったこっちゃない。 「そうなんだ。」 私が話しかけた時の返答や雰囲気でその時のその友達のテンションがわかるようになってきた。こんな一言で終わる時は大体テンションが低い時だと学習済みだ。一方で 「そうなんだ。あ!そういえば聞いて」 私が話しかけた後に話を自分からしてくるのは大抵テンションが高いときだ。 不思議に思う人もいるだろう。私が彼女に何故そこまで執着して親しくなろうとしているか。 無理もない。私だって塩対応され続けたらさすがに心がきつい。ただ、私が彼女に話しかけ続けるのには理由がある。 その理由は彼女が誰に対しても塩対応だからこそである。 つまり、何が言いたいかと言うと、彼女に話しかける度、テンション高いか低いか。高かったらどのような反応を見せてくれるのか、私は彼女に対する好奇心に溢れているからである。 「おはよー」
海
ご覧頂きありがとうございます 結構病みやすい性格をしていますが仲良くしていただけると嬉しいです 空白が多くて申し訳ないです。