無題
カフェで泣いていた君に声を掛けたあの日からどれくらいたっただろうか?
僕はサンタモニカに沈む夕陽を見ながら回想に耽っている。
僕達の最大の危機は一緒になって子供ができ、僕の仕事がNYに拠点を移す時で、僕がカフェでいつか家族ができたら、海の見える場所に住みたいと言ったことを忘れていたからだった。
君は生まれ育ったマルセイユも海が見える町だったから
そんな素敵なことはないと言い
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2023/5/18 18:43
たかし
本を読むのが好きで自分でも書いてみたら意外と面白いという事でやってます。
伊藤計測「虐殺器官」「ハーモニー」村上龍「コインロッカーベイビーズ」夏目漱石「夢十夜」安倍公房「砂の女」etcが好きなので、そんな雰囲気な物を書きたいです