古典JKの恋 二
月日はあっという間に過ぎてしまいます。全てを置いて行って。
をしめども春のかぎりの今日の日の夕暮れにさへなりにけるかな
昔に、月日が過ぎて行くのを嘆く男が読んだ歌。名残惜しんでも、春の末の今日のこの日の、その上、夕暮れにもなってしまったなぁ、と。
私が昔思いを寄せていた男の子を2年ぶりに見かけて以来、気持ちがぐらりと傾いていた。分かりやすいように、彼とは夕暮れに出会ったのでYとしよう。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2023/3/19 7:43
最終編集日時: 2023/4/8 23:51
倚吏
倚吏(より)です よろしくお願いします
受験期を無事終えてゆっくり執筆を再開中。