140文字小説+α その136 「ハッピーハロウィン」

「ハッピーハロウィン!」  今日はハロウィン。仮装をしている人を町にもちらほら見かけた。  そして、ハロウィンを利用して友人が訪ねに来たわけだが。 「こんな時間にお菓子欲しさで家へ来るなバカ者」 「すんまへん」  今、夜の23時だぞ。 「ともかく、トリックオアトリート! お菓子をよこせ!」  厚顔無恥な友人をとりあえず家へ入れる。  お菓子なんて、今持っていただろうか? 一応、お菓子は好きなので常に常備はしているはずだが……。
きと
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。 あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。 カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。