宙から舞い落ちる音

辛いものが触れるのをやめ 流すかもしれないしいつも 海を見たい 白くて細い 風と風の中で 片時  ずっと知って同じ時を超え 淡雪に自転車の影 は期待できないものかと 空から舞い落ちる音の 秋の夕暮れどきの日課 街の大通りに出る よい 
ケビン小砂
ケビン小砂
元舞台美術で、クラブのDJ、漫画家を経て、今に至る。