愛しいと感じる時(続きです

芽生えた意識は誕生した生命のように日々成長していくようだった。 ユジンとすれ違うと彼女の匂いに意識が奪われ、仕草や表情に愛おしさを感じずにはいられなかった。 韓国に来て初出社の朝、私はスーツを着込み玄関に向かう途中でユジンに会った。 彼女は何気なく私に近寄り、ネクタイに触れると 曲がってるよ、お兄さん
たかし
本を読むのが好きで自分でも書いてみたら意外と面白いという事でやってます。 伊藤計測「虐殺器官」「ハーモニー」村上龍「コインロッカーベイビーズ」夏目漱石「夢十夜」安倍公房「砂の女」etcが好きなので、そんな雰囲気な物を書きたいです