祓い屋のお仕事 3
射雨 緋色(いさめ ひいろ)様
八染家本邸の近くにて妖の気配有り。詳しくは本邸にて
八染 綴(やぞめ せつ)
射雨の自室には短い手紙が置いてあった。切手は貼られておらず、八染の式が直々に持ってきたものだろう。
「…早速お呼びか。」
射雨はつぶやき、窓の方へ目をむける。窓から見える空模様は雲ひとつない快晴であり、蝉の大合唱が暑さを物語っていた。
八染家 本邸
「おや、遅かったですね。」
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カテゴリー: ホラー
投稿日時: 2024/9/17 7:51
最終編集日時: 2024/10/8 2:39
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
赤木
学生
初めまして。拙い文章ですが気に入って下さるととても嬉しいです。BL作品、ほの暗い作品多いと思います。思いつきで投稿することも多いです。