花火と太陽

花火と太陽
「あぁーむっ!おいひぃー」 彼女は自分のたれそうなほっぺを両手で包み込んだ。 「なんで俺が「あーん」なんてしなきゃいけないんだしかもこれ普通のかき氷だし!」 彼女は不思議そうにコテンっと頭を傾げた。 「え?だって私たち恋人だよ?するのが当たり前だしっ!!」 なに逆ギレしてんだと思いながらも次に彼女の口に運ぶかき氷を用意していた まあ良くあることかと思った。 「いやぁ賑わっているねぇ」 冷静を取り戻したのか彼女が言った 「あ、そうだ今日花火何時からだっけ?」
令上
令上
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