うちゅうへ

『僕ね、宇宙飛行士になるんだ!』 何万回聞いたか分からない台詞。 幼稚園から現在の高校に至るまで、耳にたこができるほど聞いた、あなたの夢。 私にはこれといった夢も目標も無かったから、羨ましかった。 暗闇の中を歩いている私とは違って、あなたは遠くに見える一等星を追いかけている。 『そしたらね、一番に宇宙に連れて行ってあげる!約束ね!』
しおむすび🧂🍙
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