波打ち際
砂浜にはずっと、波が押し寄せていた。
砂を崩しては埋めて、何回も何回もやっていた。
海には、まったく人も船もいなかった。
東京の学生は、この海の近い家へ帰っていた。
学生は大抵、この場所で休みの大半を過ごすのだ。
昔はこの場所もよく栄えていたが、
今は港の網も朽ち果てて、道も散々荒れていた。
学生の家から海へ行く道には、
そんな、脇から高い草が覆いかぶさって、
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/9/5 23:19
後川
遅筆です。フォローしてくださる方
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第七回N−1 12位 435点
第八回N-1 9位 318点