白い恋人のおまじない

白い恋人のおまじない
ある冬の寒い日。雪のように現れた君は、とても魅力的だった。 会社で疲れた私を癒すには十分な彼を、好きになるのに時間は掛からなかった。もちろん顔だけで好きになったわけではないが、頭が良い、字も綺麗、性格もいいしピアノだって弾ける。本当に完璧な彼は、すごく不思議。 私には色々聞くのに、自分のことを教えてくれない。 「子供の頃の夢ってなんだった?」 「んーなんだったかなぁ」 「好きなタイプは?」 「好きになった人がタイプ〜」 彼のことが知りたくて、私は彼にたくさん質問した。やっぱり答えてくれなくて、でもやっぱり好きだった。 どうしたら答えてくれるか考えながら、好物の目玉焼きを焼いている時、突然部屋に大きなブザーが鳴り響いた。 火災です。至急建物外に避難してください。火災です。至急建物外に避難してください。
龍華
龍華
元けしかす。です。心機一転してまた書いてみようかと思うのでよろしくお願いします。 応援してくださるフォロワーさんを大切に思って頑張ります。