百合の咲き頃

タッタッタッタ。 地面を足で力強く蹴り、爽快に田んぼ道を走る音が聞こえる。 その音を鳴らしている少女は真っ直ぐ、笑顔で私に手を振りながら向かってくる。 ああ、こんな幸せな時間がずっと続けば良いのに。 『幸せは続かないよ。壊したのは、××ちゃんだよ』 パリン。 そんな声が、音がして走っていた少女はこちらを睨んでいた。
ゆぽ
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気ままに小説を書きます。投稿してる物は基本メモの過去作です。