公園の少女

公園の少女
 これは実際に体験したお話です。 私の地元にA公園と言う大きな公園があった。 その公園は坂に面しているため、公園内にも斜面があるような公園だった。公園内にも斜面があるため、安全のため膝下くらいの位置に木の杭が打たれロープが張られていた。  A公園には坂の下にも公園があり同じ名前の公園として利用でき、市民からも憩いの場として使われていた。 公園の中ほどに下の公園に行くための木の階段があり、その近くには遊具が少し置かれていて、私はよくそこで遊んでいた。  その時、一緒に遊んでいた幼馴染のKという仲の良い奴と遊んでいた。今考えると私が悪いのだが、子供心だろう。俺は悪くないという思考になりKと口喧嘩をしてしまった。  口論の末、Kは「帰る」と言いその公園を去った。私は「何なんだよあいつ」と思いながら一人でブランコで遊んでいた。
ユウキ
ユウキ