夏の思い出

 とても暑い夏の日、夏休みも半分が終わった。課題もなんとかやっている。今日は珍しく部活も休みで偶然にもみんな帰省してしまっている。  暇だな。そう思って気づけば無人の神社にいた。近くの木陰に入って休む。来る途中でコンビニで買ったアイスの袋を開ける。 「ねえ!それちょうだい!」  誰もいないはずなのに目の前に白いワンピースを着たロングヘアの女の子が立っていた 「えっ」 「いいの?ダメなの?」  少し迷ったがもう一つあったのでそっちをあげた。すると女の子は嬉しそうに笑って隣に座ってアイスを食べ始めた。 「これ美味しい!!」  目を輝かせながらすぐに食べ終える。 「美味しかった!!ありがと!!」そう言って微笑む。
匿名未確認生物
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世界のどこかに生息している生き物です