第四話 訓練
着いたのは本当に辺鄙な山奥だった。
驚いた事に、【シキシマサバイバルフィールド】と看板の立てられている民間の運営しているであろうサバゲーフィールドだった。
大小のプレハブや、鉄筋剥き出しのコンクリート建築が立ち並ぶ中々広大なフィールドだ。
到着するなり、管理棟と思しきプレハブへと歩を進めると、寒空でも無いのにドラム缶に焚火の薪を放り込む四十中頃位のジャージ姿の男が居た。
「檜山(ヒヤマ)教官。新開学園、瀬崎他4名到着しました」
「おお、よく分かったな」
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カテゴリー: SF
投稿日時: 2022/12/4 7:48
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
十五歳の早計