第二話

 義隆、四十七歳。  その姿はやつれている。朝から無理をしてランニングした事で、余計に老けていた。 「狂っているよ」と秦野は言う。 「ただ、俺の本気を見せたかったんだ」  義隆は泣いていた。
みかん
みかん