インフルエンザが過ぎ去るまで
学校の6時間目、数学で難しい問題が出た。あっ、分かった。僕の手は勝手に動く様に感じた。それをみていた先生が前に答えを書く様にと言った。書き終えると、クラスから、色々な声が聞こえてくる。
「すごい」、「難しかったのに」。
僕は、少し嬉しくなった。耳元が赤くなっている感じがあり、急いで席に戻った。椅子に座ろうとした瞬間だった。
「あんなんで喜んでいるなんて。」
後ろからそう聞こえた。振り返らなくても声で分かる。aさんだった。どうやら僕は、子供の様に思われたのだろうか。確かにそうかもしれない。
「だけど、喜ぶことが悪いことなのかな。」
僕は、ハッとした。いつの間にか口に出してしまっていた。後ろから、
「ちぇっ」
と舌打ちが聞こえた。
「本当にイラつく。」
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/9/5 9:01
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
如月 織兎
ただの本オタクの学生です。色々なジャンルを書きたいと思っています。読んでくれたら嬉しいです。よろしくお願いします。