雷と光の絆〜兄妹をつなぐ勇気〜

どれほどの時間が経ったのだろう。 澪は、まぶたの裏にあたたかな光を感じて、ゆっくりと目を開けた。 淡い朝日が障子を透かして差し込み、部屋の中はやわらかな金色に包まれている。 かすかな花の香りと、外から聞こえる小鳥のさえずり。 そして――耳に届いたのは、小さな泣き声だった。 澪 「……あ……」
やみ
やみ
はじめましてやみです。空いている時間に作成してます。沢山の人が読んでくれると嬉しいです😊まだまだ初心者なので宜しくお願いします