交差点
駅の目の前に、大きな交差点がある。別に渋谷ほどの都会じゃないから、交差点を渡る時は1寸先に人の肌、というほど混んでもいない。でも、ここに来ると不思議と感動をする。
今、この長い長い人生の中で、この交差点で、「あなた」に出会った。
出勤するサラリーマンもいる。
買い物に行く主婦もいる。
運動のためにランニングをする人もいる。
杖をついて歩く高齢の方もいる。
そして学校に行くため電車に乗ろうとする僕もいる。
みんなこの交差点を渡る目的は違う。目的は違うのに、偶然、いや「奇跡的に」と呼ぶべきだろうか、ここで出会ってるのだ。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2024/8/11 2:54
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
y.t.t.
まだ高校生ですが日々思いついた設定、雰囲気、場面を小説にして気軽に書こうと思っています!