何気ない日常のお話

何気ない日常のお話
 貴方が好きです。大好きです。愛しています。ずっと一緒にいたいです。何度も何度も言葉にするけれど、彼には届かない。どうしても振り向いて欲しくて、声をかけ続ける。出会った頃に見せてくれたあの笑顔はもう誰か私の知らない女のものになったのかな。  学校ではいつも一緒にいて、登下校や昼ご飯はもちろん、テスト前は放課後に図書室で夜遅くまで一緒に勉強したね。楽しかったなぁ。休日もいろんなところに遊びに行ったよね。遊園地、水族館、博物館、美術館、海、山、花火大会、神社巡り・・・挙げたらキリが無いほど、沢山の思い出を一緒に作ったよね。  でももう何一つ叶わない。  私が未熟で頼りないせいだ。 いつも何をしても上手くいかなくて、料理も洗濯も部屋の掃除も私がやると余計に酷くなるから全部君が笑顔でしてくれた。 私はそんな君の優しさに甘えてしまったみたい。 後悔しても何も変わらないことはわかってる。 それでもやり直すチャンスが欲しい。
meron
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全て思いつきで、時間なんて全くかかってないです。クオリティは低いと思ってます。 完全な初心者なので期待値はめっちゃ下げてくれると嬉しい