人格

人格
私のなかには沢山の人格が住み着いている 本当の私は誰も知らない 本当は消えてしまいたくてたまらない だけどまだ私は死ぬことができない 怖くはない…ただ私には1人にしてはいけないと思われる友がいる 彼も口癖のように、いっそ誰もいない所で死んでしまいたい… と呟く 私は彼がそう呟くたび、いつ死ぬかは構わないけど、私に何も言わず勝手に1人で死んだら、一生恨んでやる。
真城楓梨
真城楓梨
よろしくお願いします 好きな作家は衣笠彰吾先生です。