第十七話 『お前が苦しい時は』

『叩いて被ってじゃんけんぽん大会』で、俺は一試合目で敗退。 その後玲奈がウィールと当たったがウィールにボロ勝ちした次の試合で敗退した。 「いやー楽しかったねー『叩いて被ってじゃんけんぽん大会』」 俺は全然楽しくなかった。 「でも玲奈、お前ウィールの次の試合惜しかったんじゃないのか?」 レンはじゃんぼ餅を食べながら玲奈には話しかける。 「いやいや全然だったよ。ウィールが弱かったんじゃない?」 どうやら玲奈の中でのウィールの評価は最低になったようだ。 哀れなやつだ。 「まあこれで私はスッキリしたし、別にいいかな」
カクテル